専用ロースターで焼き上げた数種類の肉を、串のままお席へお持ちします
KEY POINTS
この記事の要点
- シュラスコはブラジル南部発祥の炭火焼き料理で、味付けは基本的に塩だけ
- 肉は常に火のそばで回っており、焼き上がったものから順に席へ運ばれる
- 切り分ける厚さと量はその場で調整できるため、食べる量に差があっても困らない
- 序盤にサラダバーを取りすぎないことが、最後まで楽しむコツ
シュラスコはどんな料理で、お店ではどう進むのか。初めて新宿でシュラスコを食べる方に向けて、注文の流れ、食べる順番、時間の使い方、服装まで、知っておくと当日が楽になる基本をまとめました。
新宿でシュラスコの店を探していると、「食べ放題」「ブラジル料理」「サラダバー付き」といった言葉が並びます。ただ、実際に席についてから何がどう進むのかは、行ってみるまで分かりにくいものです。この記事では、初めての方が当日戸惑わないように、シュラスコという料理の成り立ちと、店での流れを順を追って説明します。
シュラスコはブラジル南部の炭火焼き料理
シュラスコ(Churrasco)は、ブラジル南部のリオグランデ・ド・スル州あたりを発祥とする炭火焼き料理です。もとは牧場で働く人々が、大きな塊肉に岩塩をふり、串に刺して火のそばに立てて焼いたものでした。調味料は基本的に塩だけ。肉そのものの味を、火加減と時間で引き出す料理です。
この焼き方をレストランの形にしたのが「シュラスカリア」で、店内には専用のロースターが据えられています。肉は注文を受けてから焼くのではなく、常に何本かが火のそばで回っている状態です。だからこそ、焼き上がった瞬間の一枚が席に届きます。
肉を焼き、切り分ける担当者は「パサドール」と呼ばれます。長い串を持ってテーブルを回り、目の前でナイフを入れる。この所作そのものが、シュラスコという食事の中心にあります。
席についてからの流れ
1. コースを選び、まずサラダバーへ
多くの店ではコース制になっており、シュラスコとサラダバービュッフェ、飲み放題が組みになっています。席についたら、まず飲み物を頼み、サラダバーへ向かうのが一般的な始まり方です。肉が運ばれてくるまでのあいだに、皿に少しだけ取っておくとちょうどよく進みます。
2. 串が回ってくる
しばらくすると、スタッフが焼きたての串を持ってテーブルに来ます。「いかがですか」と声をかけられたら、欲しいときは受け、いらないときは断って構いません。断ったからといって、その部位がもう来ないわけではありません。何度も回ってきます。
3. 好みの量を切り分けてもらう
切り分ける厚さや量は、その場で調整してもらえます。「少なめで」「厚めに」と伝えれば、そのとおりに切ってくれます。食べる量に差があるグループでも、同じテーブルでそれぞれのペースを保てるのは、この仕組みのおかげです。
4. トングで受ける
切り分けられた肉は、各席のトングで受け取ります。串から落ちる直前を挟むのが作法ですが、慣れていなくても問題ありません。スタッフが皿まで運んでくれます。
食べる順番で満足度が変わる
シュラスコは部位の数が多いため、順番を意識するかどうかで、後半の食べやすさが変わります。おすすめは次の流れです。
- はじめに、赤身の代表であるピッカーニャ。空腹のうちに、いちばん味わいたい部位を。
- 次に、鶏もも肉やソーセージなど、味の方向が違うものを挟む。
- 中盤で焼きチーズやポンデケージョ。塩気と乳のコクで、口の中がいったん切り替わる。
- 後半は、ガーリックやペッパーで香りを立てた変化球の部位へ。
- 締めくくりに焼きパイナップル。甘みと酸味で後口が整います。
サラダバーの野菜やヴィナグレッチ(トマトと玉ねぎのサルサ)を、肉の合間に少しずつ挟むのも有効です。脂が続くと箸が止まりますが、酸のあるものを一口入れると、また食べられるようになります。
時間の使い方
コースの提供時間は120分が標準で、店によっては150分のプランもあります。120分は長いようでいて、飲み放題と食べ放題を両方楽しむと、意外にちょうどよい長さです。
注意したいのは、最初の30分でサラダバーとライスを取りすぎないことです。肉が本格的に回り始めるのは、席についてしばらく経ってから。序盤は軽めにしておくと、後半に好きな部位が来たときに受けられます。
当日の服装と持ち物
炭火を扱う店ではありますが、客席まで煙が回ることはほとんどありません。焼肉店のように服に匂いがつくことを心配される方が多いのですが、シュラスコはロースターが独立しているため、その点は比較的穏やかです。
ただ、肉汁が跳ねることはあります。淡い色の服のときは、ナプキンを膝に置いておくと安心です。デートや記念日で装いを整えて来られる方も多いので、店の雰囲気に合わせて、少し改まった服装でも浮きません。
新宿でシュラスコを選ぶときに見ておきたい点
- 肉の種類数 — 15種前後あると、部位の違いを楽しむ余地があります。
- サラダバーの規模 — 肉が続く食事では、野菜と温菜の充実が満足度を左右します。
- 提供時間 — 120分か150分か。会の目的によって選び分けたいところです。
- 席の形 — ソファー席か、テーブル席か。人数と用途で快適さが変わります。
- 駅からの距離 — 集まりやすさは、幹事にとって重要な条件になります。
シュラスコテーブル FOGO De BRASIA 新宿は、新宿駅から徒歩約3分、西武新宿駅から徒歩約4分の歌舞伎町にあります。約15種類のシュラスコと約30種類のサラダバービュッフェをご用意し、120分または150分のコースからお選びいただけます。
この記事に関するよくあるご質問
Qシュラスコは何種類くらい出てきますか?
当店では約15種類をご用意しています。牛の各部位に加え、豚肉、鶏肉、ソーセージ、焼きチーズ、焼きパイナップル、ポンデケージョなどが順に回ってきます。仕入れの状況により、当日ご提供する部位が変わる場合があります。
Q肉を断ったら、もう来ませんか?
何度も回りますので、そのときに食べたいものだけを受けていただいて構いません。断ったからといって、その部位がもう出てこないということはありません。
Q服に匂いはつきますか?
ロースターが独立しているため、焼肉店のように煙が客席へ回ることはほとんどありません。ただし肉汁が跳ねることはありますので、淡い色の服の場合はナプキンを膝に置いておくと安心です。





